それぞれの真実。

お仕事をしていると

たまに

ヒステリーな人に出会います。

 

話をしていると

自分の都合ばかり言います。

少しでも反論

言い訳をすると激高していきます。

 

挙句の果てに

何で自分は

こんな

ひどい目に

合わなければならないのか?

と泣いたり。

 

それは

こっちのセリフだよ

と心の中で思うのですが。

 

でも

フト思うのです。

 

多分

私と

この人は

見えている風景が違うのだろうな

と。

 

その人から見える風景は

意地悪な担当者と話をしていて

不当に扱われている。

かわいそうな自分が

見えているのかもしれない。

 

それは違いますよ。

 

否定しても始まらない。

 

何故なら

自分が感じたり

見えたりしているものが

その人にとって

唯一の真実なのだから。

 

話は飛躍しますが

例えば統合失調症の人がいたとします。

 

幻聴が聞こえたとします。

他人には聞こえません。

 

でも

聞こえた時点で

その人にとって

聞こえたのは

事実であり

真実なのだと思います。

 

他人に聞こえなくても

自分には聞こえるのですから

その人にとっては

聞こえるのが現実なのです。

 

自分も含め

多くの人は

自分が見えている世界

聞こえる世界が

唯一の真実だと思っています。

 

しかし

同じものを見ていたとしても

見え方や感じ方は

人のよって違うことがあります。

 

もしかしたら

同じものと思っているだけで

全く違うものを

見ているのかもしれません。

 

自分が

絶対正しい

という視点を捨てる。

 

真実は一つだけではなく

人の数だけ

真実があるという風に思うと

解決の糸口が

見えてくることがあるかもしれません。

 

多くの真実があると思うことは

違う価値観を

受け入れる自分へ繋がっていくと思います。

 

それは

否定する考えから

許容する考え方へ

自分を変えることになります。

 

他人を

許容することができれば

多分

生きるのが

楽になれると思います。

 

みなさんはどう思いますか?